ムサシの印象に残った美術シリーズその2
今から10年ほど前、井上靖の長編小説、【星と祭りと】に出てくる琵琶湖東岸に点在する、十一面観音様を、福井へお墓参りの途中下車をして、巡礼した事がありました。そのなかで、石道(いしみち)の観音様とお会いしたとたん、いっぺんに魅せられてしまいました。なんと優しいまなざしなんだろう。右手でわれわれ衆生をすくってくださるポーズがとても柔らかく表現されています。この仏様は堂守りがいません。近在の里人が交代でこの仏様を守っているのです。戦乱の世には土の中に隠して焼失から守ったそうです。けっして大きくはないお寺ですが、とてもほっとする場所【イヤシロチ)にいらっしゃいます。都合3回訪問していますが、いつも2時間程,対話させていただいております。人それぞれ波動の合う仏様が居られると思いますが、ムサシが死ぬときはきっとこの仏様が出現するような気がします。それほどすばらしい観音様です。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)



最近のコメント